古い車を維持整備

資産価値の低いスクラップ同然の車を直して乗る。

苦渋の決断をしたものの「買ったほうが安い」だの「買い換えればよかった」だの言い放つ人がは多い。
効率を求めちゃいけないし金額じゃない「やりたいからやってる」ただそれだけ深い意味は特に無い。
他の人から見れば「なんて、非生産的なことをしているのだ!」と大多数の人が思う。
でもそれでいい。大体、私が今やってることなどにすべて意味はないのだから。
古い車を買って修理代が膨大にかかりトータル、新しい車を買うほうが安かったというケースが今の現状。
でも、決めたんだよあの時「買い替えはしない」と。
結果、今年の修理代は乗換えで想定してた予算よりはるかに低く収まった。ゆえに私は思惑通りだが見かけ上1桁万円で買った車に購入額の5倍以上予算を投じて修理することなど正気の沙汰ではないのだから。
minpro2014我が家に来て間もないサンバー号

 
しかし一見遠回りしているこの行為にも利点が多く、買い替えまでの時間稼ぎが出来たり車の状態を向上させることで現状所有している軽トラの売却という選択肢も増えるということ。
さらには故障&修理を繰り返すことでその車の熟練度が増すので必然的に車に詳しくなる。
私の場合、一番のメリットは動画のネタになるということ。
継続的に動画を制作するに当たりネタを切らさないということは最低限だが1つ修理が終わるたびに別の箇所が壊れそれを修理するという行事がしばらく続いた。
通常なら故障が起きることはアクシデントだが私にとってはラッキー。
結局お金はかかるのだけれど。

2年の間に全塗装1回、タイヤ4本購入、消耗品・電気周り部品交換、デッキ2回入れ替え、フロントスピーカー&配線設置、タコメーター取り付け、ワイパー新調、荷台シート2枚購入などなど数え上げればきりがないが小額の修復だったりするがトータルで考えると結構な金額になっているはず。
悲しくなるので途中で金額を把握するのをやめました(笑)

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外見はオリジナルカラーで様変わりしたサンバー号

そして車検整備を経てサンバー号は整備から改造方向性が変わっていくのであった。
車検とは関係ない「見た目」の部分にこだわってイジッていくことになった。
手始めにサンバーではおなじみのフェンダーのサビ。
これを根こそぎやっつけようとプロにお願いしてガッツリキャビンの補修。
サビを切り落として新たにフェンダーを作る!しかもフリーハンドで。
職人の経験と技、見てて楽しい!もちろんすべて動画に記録。

軽トラの車検整備

車検を通すに当たっての整備記録を動画で残そう。そう決めて20年来の知り合いでもある板金工場のT社長に動画記録の趣旨を伝え出演してもらうこととなる。
車検整備が始まる。
主な交換部品は、タイミングベルト・ウォーターポンプ・カムシールなどなど過走行経年劣化が原因でオイル漏れが進むエンジン周りのパーツを交換。
軽トラの消耗品は私が全てネットで探し購入、その部品を持ち込み施工してもらうという段取りになっている。突発的な物やネットでは手に入らない部品に関しては工場を通して部品商に発注するという流れになっている。
私が普段活用している部品購入のサイト
モノタロウ
アマゾン
ヤフーショッピング
そのほか中古部品などはヤフーオークションなどで購入することもある。
部品購入の際に純正の部品番号や名称が解からないと社外の部品は探せない。今はネットが充実してるので車系ポータルサイトで同車種の情報を探れば欲しい情報にたどり着けるという便利な時代。
端的に純正部品の番号を調べる場合に私はスバルの「FAST」という部品見積もりソフトを使用しています。
前に所有していたインプレッサWRX STI Ver3で同じスバル車なのでこのシステムが使えることに気付く。
当時もインプレッサの部品を調べ、スバルのディーラーに直接部品を買いに行くようなマニアックなことをしてたことを思い出す。
車体番号を入れれば関連項目ごとに部品の図解(通称まんが)が出てそこに部品番号が表示されている。
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部品の図解。ベテラン職人さん達は「まんが」と言う。

その部品を見積書に入れると値段まで出てくるありがたい機能。しかしソフトのバージョンが古いので現在の部品価格よりも安いので実際に発注する際の目安にしかならい。
実際に合った話だが部品番号で部品商に発注したら廃番になっており代替の部品は5倍以上の値段だったことがありました。

純正番号さえわかれば先に書いたサイトで純正同等社外部品を購入する際に役立つ。
部品が揃ったらいざ、工場へ持ち込んで施工してもらう。
消耗した部品を順次新しい物へ交換していくのだが、事はそんなに単純な話ではなかった。
私の軽トラ、スバルサンバートラックは平成7年製造。1995年に産声をあげ、2016年現在で21年目を迎える旧車のレベル。
あらゆるボルトが錆つき痩せこけ普通に分解できるレベルではなかった。
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その過酷な状況でも破損せずに分解できるのがプロ整備士の卓越した技。見事に1本のボルトもねじ切ることなく分解していくのであった。

オトナの決断「継続車検」

行くか、戻るか。人生は選択と決断の連続。
下した決断の結果がどのようであってもそのことに責任を取らなければいけない。
1度の車検で乗り潰す予定だった軽トラ、平成7年式のスバルサンバートラック。
切替式の4輪駆動で冬の凍結路面も難なく走破できる実用的な「生活の足」軽トラ。
東京から戻り早2年、あっという間に時間が過ぎ次の車の準備をする間もなく車検満了日が迫ってきた。
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艶消し手塗りにサビが乗っていい感じに味が出てきたボディ

当然、乗り換えるのだから車を探さなければいけない。
次の車は大きな荷物を運ぶことがあるので今と同じ貨物車で無ければいけない。
選択肢は非常に狭い。
ハイエースなどのバンは状態のわりに値段も高く維持費も軽自動車に比べれば割高
ワゴン系の車は背の高い荷物が入らずこれでは私の必要としている貨物車の定義から外れてしまう。
結局、軽トラか軽バンしかなく程度のいい中古を探す事にする。
しかし軽トラ・軽バンは使用用途が業務用で使われることがほとんどで相場が高値。
普通の軽自動車のノリでは買えない事が判明した。
購入しようにも過走行のくたびれた車体か高年式高価格の車体しか選択肢が無い。ランニングコストは普通乗用車から比べれば割安なのだが導入コストが掛かり過ぎるのはなんともしがたいものがある。
平たく言うと、まとまった金が無い。
ここで考えを原点に戻し、現在乗っている軽トラの延命を選択肢に入れ再度吟味してみた。
現在所有の軽トラなら車両の不具合や状態なども把握してるので突発的に過度の出費は無い
購入から2年間で入替えた消耗品など、整備の経緯も自分で分かっている
車検を通すだけなら公的にかかる費用のみで自分で出来るので割安。
特に乗り換えたい車種が無い。
など乗換えではなく継続維持の方が自分にとってのメリットが多そうだったので悩んだ末、今の軽トラを継続車検で維持しようと言う事になった。
手持ちの金で車が維持できるのが決定の大きな要因なのだが。
とは言え、車検は通さなければいけないので最低限必要な消耗品の交換と税金や検査料などの金は掛かる。
これが今年の春先に選択した大きな過ちになろうとはその時は少しも感じなかった。

こういったことが動画ですべて残っているのは愉快だ。思い出にふける暇も無く反省しなければいけないだろう。記録兼創作活動の1粒で2度おいしい状態なのだが自分の首がどんどん絞まっていくのもわかる。