刷毛・ローラーで軽トラを全塗装1

ボディの錆びや傷が酷い。しかし、綺麗にしてしまうと折角のくたびれた感じの「味」が無くなっていますので
錆びだけを封じる為にタッチアップペンで隠そうとしたが錆びの範囲が広大であったため別の方法を考えていた。
そこでホームセンターに行き塗料コーナーを物色していると錆びを防ぐペンキが売っていた。
ガレージや屋根などの金属に塗る防腐効果のあるペンキである。
車も同じ金属だから大丈夫かも・・・と思いペンキの種類を調べ始める。
ボディに塗るのは錆び隠しの為に防腐成分配合のトタン用ペンキで決定。
方針も決まりどこのメーカーのペンキを塗るか吟味している時にたまたますごい会社を見つける。
「刷毛・ローラーで車を全塗装」

株式会社タカラ塗料

衝撃だった。
スプレーを使わずに車を全塗装するという固定概念を覆すこの技。
どうせトラックだから気軽に遊び感覚でボディーの色替えができれば面白いと思った。
それからは「どの色」で塗るかを考え塗料色の見本を眺めること半月。
派手な色でも面白いが恥ずかしいので「地味な色で目立つ」をコンセプトに色を探しました。
仲間とも吟味した結果、戦闘機の色がいいのではないかという事になった。

raf_f-15e_strike_eagle_iraq_2004

F-15E ストライクイーグル
色味は決まったがその色を調合してもらうために色の番号を把握する必要があった。
軍事戦闘機の色など簡単にわかるものではない。
タカラ塗料では調色も行ってくれるそうだが色見本となる戦闘機の外板の部品が無い。
スケールモデルなどのサイト記事などでしらべた結果
日塗工番号で65-40Bという色が近似色であることが判明した。
そこでタカラ塗料さんに65-40Bの色のラッカーペンキを4Kg発注した。
艶具合も選べるらしく3分艶(タマゴの殻位)で調色してもらうことにした。
塗料が来る間ホームセンターに行き、刷毛やローラー、マスキングテープ、バケツ、サンドペーパーに希釈用ラッカーシンナーなど塗装用のグッズを購入。
どうせボディーすべて塗るのだからと思い、錆びで大穴が開いたフェンダー部分の補修も行った。

ヤスリをかけ錆びを落とし脱脂をしたのち穴の開いている部分にアルミテープを貼り
パテを盛り付け形を形成した。
乾燥後サンドペーパーで形を整え塗装前の下準備を完了させていた。
季節は10月中旬、北海道ではもう気温が落ち冷え込むのが早いので夕方になると外での作業は厳しい季候となっていた。
そして、タカラ塗料からペンキが届き、準備万端で2連休のある日を作業の日に決めた。
塗ったら最後、乾燥するまで車は使えなくなるのでなんとか2日で塗り上げるしかないと思ったからだ。