軽トラの車検整備

車検を通すに当たっての整備記録を動画で残そう。そう決めて20年来の知り合いでもある板金工場のT社長に動画記録の趣旨を伝え出演してもらうこととなる。
車検整備が始まる。
主な交換部品は、タイミングベルト・ウォーターポンプ・カムシールなどなど過走行経年劣化が原因でオイル漏れが進むエンジン周りのパーツを交換。
軽トラの消耗品は私が全てネットで探し購入、その部品を持ち込み施工してもらうという段取りになっている。突発的な物やネットでは手に入らない部品に関しては工場を通して部品商に発注するという流れになっている。
私が普段活用している部品購入のサイト
モノタロウ
アマゾン
ヤフーショッピング
そのほか中古部品などはヤフーオークションなどで購入することもある。
部品購入の際に純正の部品番号や名称が解からないと社外の部品は探せない。今はネットが充実してるので車系ポータルサイトで同車種の情報を探れば欲しい情報にたどり着けるという便利な時代。
端的に純正部品の番号を調べる場合に私はスバルの「FAST」という部品見積もりソフトを使用しています。
前に所有していたインプレッサWRX STI Ver3で同じスバル車なのでこのシステムが使えることに気付く。
当時もインプレッサの部品を調べ、スバルのディーラーに直接部品を買いに行くようなマニアックなことをしてたことを思い出す。
車体番号を入れれば関連項目ごとに部品の図解(通称まんが)が出てそこに部品番号が表示されている。
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部品の図解。ベテラン職人さん達は「まんが」と言う。

その部品を見積書に入れると値段まで出てくるありがたい機能。しかしソフトのバージョンが古いので現在の部品価格よりも安いので実際に発注する際の目安にしかならい。
実際に合った話だが部品番号で部品商に発注したら廃番になっており代替の部品は5倍以上の値段だったことがありました。

純正番号さえわかれば先に書いたサイトで純正同等社外部品を購入する際に役立つ。
部品が揃ったらいざ、工場へ持ち込んで施工してもらう。
消耗した部品を順次新しい物へ交換していくのだが、事はそんなに単純な話ではなかった。
私の軽トラ、スバルサンバートラックは平成7年製造。1995年に産声をあげ、2016年現在で21年目を迎える旧車のレベル。
あらゆるボルトが錆つき痩せこけ普通に分解できるレベルではなかった。
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その過酷な状況でも破損せずに分解できるのがプロ整備士の卓越した技。見事に1本のボルトもねじ切ることなく分解していくのであった。

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