資産価値の低いスクラップ同然の車を直して乗る。
苦渋の決断をしたものの「買ったほうが安い」だの「買い換えればよかった」だの言い放つ人がは多い。
効率を求めちゃいけないし金額じゃない「やりたいからやってる」ただそれだけ深い意味は特に無い。
他の人から見れば「なんて、非生産的なことをしているのだ!」と大多数の人が思う。
でもそれでいい。大体、私が今やってることなどにすべて意味はないのだから。
古い車を買って修理代が膨大にかかりトータル、新しい車を買うほうが安かったというケースが今の現状。
でも、決めたんだよあの時「買い替えはしない」と。
結果、今年の修理代は乗換えで想定してた予算よりはるかに低く収まった。ゆえに私は思惑通りだが見かけ上1桁万円で買った車に購入額の5倍以上予算を投じて修理することなど正気の沙汰ではないのだから。
我が家に来て間もないサンバー号
しかし一見遠回りしているこの行為にも利点が多く、買い替えまでの時間稼ぎが出来たり車の状態を向上させることで現状所有している軽トラの売却という選択肢も増えるということ。
さらには故障&修理を繰り返すことでその車の熟練度が増すので必然的に車に詳しくなる。
私の場合、一番のメリットは動画のネタになるということ。
継続的に動画を制作するに当たりネタを切らさないということは最低限だが1つ修理が終わるたびに別の箇所が壊れそれを修理するという行事がしばらく続いた。
通常なら故障が起きることはアクシデントだが私にとってはラッキー。
結局お金はかかるのだけれど。
2年の間に全塗装1回、タイヤ4本購入、消耗品・電気周り部品交換、デッキ2回入れ替え、フロントスピーカー&配線設置、タコメーター取り付け、ワイパー新調、荷台シート2枚購入などなど数え上げればきりがないが小額の修復だったりするがトータルで考えると結構な金額になっているはず。
悲しくなるので途中で金額を把握するのをやめました(笑)
外見はオリジナルカラーで様変わりしたサンバー号
そして車検整備を経てサンバー号は整備から改造方向性が変わっていくのであった。
車検とは関係ない「見た目」の部分にこだわってイジッていくことになった。
手始めにサンバーではおなじみのフェンダーのサビ。
これを根こそぎやっつけようとプロにお願いしてガッツリキャビンの補修。
サビを切り落として新たにフェンダーを作る!しかもフリーハンドで。
職人の経験と技、見てて楽しい!もちろんすべて動画に記録。